三味線音楽を語る<津軽三味線>
即興曲"岩木"
ttp://www.youtube.com/watch?v=DsqvB_tvpAU雪国青森の、魂を震わす和のロック、津軽三味線。
実は最近100歳なられたそうで、ほかの三味線音楽とくらべたら、まだまだ若い音楽。
せやけど、昭和の名人、「高橋竹山」が見せた老境の技は、まだまだ日本人の脳みそに焼き付いとります。
今ひそかに流行っとる
・・・というか少なくとも三味線と聞いて日本人が思い浮かべるであろう、
吉田兄弟ズや我妻クンなんかみんな津軽三味線奏者なのです。
テンポ速くて、音がとがっとって格好ええので、若い人も居眠りせずに、そして比較的照れずに聞けるというわけです。
奏者の弾く曲はというと、いくつかの<定番メニュー>に大体決まっておるわけですが、
その弾き方が即興性が高く、奏者の個性がむき出しになるところが面白く、みどころです。
今回は敢えて<定番メニュー>から外れた竹山のオリジナル曲、『いわき』を紹介します。
ちなみにいわきちゅうんは岩城○一とはちゃいまっせ?どっちもとがっとりますが…。
ところで、最初は聞き慣れない人にはちょいと退屈やもしれません。
しかし、動画の後半からがらっと雰囲気が変わりますから、それまで辛抱していただきたいと思いますね。
僕が以前津軽三味線の欠点として指摘した「音の性格の貧しさ」を、やはり竹山も認識していたのでしょう。
それを克服しようとした形跡がみられます。
ところでこの曲が気に入った型がおられるようでしたら、竹山以上ではないかと考えているある奏者を特別にご紹介しましょう。
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2011/05/18 ヘンシウ 仕分け:動画 感想:2 ト ラ ッ ク バ ッ ク: ▲ トラックバックユ・ア・レル
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無題
感想
確かに前半の単調さは何とも言い難いです。
後半5分以降のだんだんと終わりに向かって勢いが増していき一気に終演する様はいいもんだなと。
直接演奏をしている所を聞いて雰囲気を味わってみたいですね。
まあ気に入りました
セコイア 2011/05/18 23:52 ヘンシウ ヘンシン