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2024/11/22 ヘンシウ 仕分け: ▲ トラックバックユ・ア・レル
笙の和音に興味を持ち、越天楽を耳コピしとったんですが、やっとるうちにおもろいことに気づきました。
雅楽には西洋音楽の、調性音楽のような要素があるゆうことです。
――これは意外でした。しかし考えれば、和音をもちいとるゆう意味では、疑ってしかるべきやったのです。
調性とはゆうても、西洋のトニック、ドミナント・サブドミナントのような、音の上下による調性やないんです。
おおざっぱにゆうと、実は合竹(笙の和音のことです)には綺麗に響くのと汚く響くのと二種類あって、汚く響くものをサブドミナントのように、不安定さを臭わすための隠し味にしとるんです。
具体的にゆうと、汚く響く合竹をならしとるときに、竜笛や篳篥が転調したり、あるいは音階外の音を吹くのです。
その苦しそうな音色と不協和音が重なる瞬間が、じつに魅惑的。
さて、合竹にはつたわっとるうちに十種類あるんですが、それぞれに綺麗に響く度合いが異なります。
ひょっとしたら西洋のコードよりもよりグラジュアリーな「緊張」と「緩和」の可能性を、雅楽はもっとるのかもしれません。
義太夫・新内こそ現代に通じる音楽や、とこないだゆうたばかりですが、雅楽の要素を取り入れてみるのもおもろいかもしれません。
問題は、雅楽と浄瑠璃音楽があまりにもかけはなれとるということ。
雅楽が拍節がしっかりした音楽であるのに対し、浄瑠璃音楽は拍節におさまらない自由闊達さをもっとる。
大体、そもそも「育ち」に聖と俗という大きな対立があるんですから、二つを融合することは並大抵やないでしょう。
高慢で秘密主義の貴族のぼっちゃんと、庶民の人情に溢れたやんちゃ坊主が、どうやってなかようするんか、是非注目してみとってほしいですね。
2011/05/29 ヘンシウ 仕分け:創作<作曲> 感想:2 ト ラ ッ ク バ ッ ク: ▲ トラックバックユ・ア・レル
ご 自 由 に ご 感 想 を
ご 感 想 は こ ち ら か ら
ト ラ ッ ク バ ッ ク
無題
このキチガイが雅楽だの浄瑠璃だのに擦り寄ることは相手にとっては物凄い迷惑だな。誰もこんなキチガイと一緒にされたくないし。
というわけで、早くタヒねよ、キチガイ。
名無しの怪獣 2011/05/30 19:23 ヘンシウ ヘンシン